こんにちは。
とっしゅです。
いつも僕の記事をご覧いただきまして本当にありがとうございます。
さて今回はF1グランプリ2017 大幅に改正された新型マシンの比較についてお話していきます。
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新レギュレーション導入で1周5秒のタイムアップ?
世界最高峰のモータースポーツ、F1グランプリ。
2017年シーズンは、史上最大規模のレギュレーション改正となりました。
幅広いタイヤ、そして空力レギュレーションが変更されることで、なんと1周あたり5秒のラップタイムの短縮が見込まれているんだとか。
レースはさらに高速のバトルとなる様子を呈し、エキサイティングなレースとなる楽しみの反面、、ダウンフォースが増えることでオーバーテイクのチャンスが奪われることを懸念する人も多いようです。
また、ドライバーの肉体的および精神的負担が増大することになりますよね…。
フェラーリ 2016と2017マシンを比較!
こちらは、2017年F1マシンと2016年F1マシン(フェラーリSF16-H)の比較図です。
新レギュレーションの目標は、ラップタイムの5秒短縮。
そのために、タイヤメーカーの「ピレリ」は、幅の広いタイヤを供給することになっています。
さらに、空力学的な変更として、注目するべきは、フロント・ウィングとリア・ウィング、およびサイドポッド前縁の三角形です。
これらの変更により、マシン外観は未来的なデザインとなったのですが、デザイナーはマシン周囲の空気の動きについて再検討せざるを得くなり開発は大変だったと思われます。
引用元:F1通信(http://blog.livedoor.jp/markzu/f1-news/f1-52034443.html)
メルセデス 2016と2017マシンを比較!
タイヤの幅が広がって存在感が増しているように感じます。
リアウィングが低い位置に設置され、大きくなっているのがわかります。
マシン全体の幅が広がっていますね。
引用元:.formula1.com(https://www.formula1.com/)
上からマシンを見ると、フロントウィングがかなり大きくなっていることがわかります。
引用元:.formula1.com(https://www.formula1.com/)
2016と2017マシンを動画で比較!
F1は大幅なレギュレーション変更を受けて、「2017年と2016年マシンの比較動画」を公開しています。
下の動画は、スペインのバルセロナ・サーキットで撮影されたオンボード映像です。
2016年のマシンと2017年のマシンでどのような違いがああるのか、フェラーリとメルセデスAMGのマシンで比較している興味深い動画となっています。
動画では、2017年型マシンがコーナーを高い旋回スピードで通過しており、コーナーのポイントごとに2016年型マシンを引き離しているのが分かるかと思います。
また、2017年型マシンは小さなコーナーではアクセルを緩めることなく通過しており、今年のマシンのグリップ力の高さを示しています。
つまり、コーナリング通過速度が速いということは、コーナーでスピード差がつまってオーバーテイクできるところが、しにくくなるという感じでしょうか。
2017シーズンのオーバーテイクがどうなるか、とても気になりますね!
引用元:F1 2017 vs 2016: Onboard Head-To-Head | Barcelona(https://www.youtube.com/watch?v=io00mlLdRTM&feature=youtu.be)
テクニカルレギュレーションの変更箇所は?
こちらが2017年シーズンの変更箇所です。
・フロントタイヤ幅 245mm→350mm
・リアタイヤ幅 325mm→405mm
・フロントウィング幅 1,650mm→1,800mm
・リアウィング幅 750mm→950mm
・リアウィング高さ 950mm→800mm
・タイヤを含むマシン最大幅 1,800mm→2,000mm
・サイドポンツーン付近の幅:最小1,400mm、最大1,600mm
・ディフューザー 高さ125mm→175mm
・ディフューザー 幅 1,000mm→1,050mm
・パワーユニットトークン制度廃止→各部重量制限など
・決勝レース使用燃料100kg→105kg
これだけあるので、2016年シーズンとかなり変わることが予想されます。
どのチームがこのレギュレーション変更に対応して、良い結果を残せるのか…非常に楽しみなシーズンですね!