世界の売り上げランキング上位を占めるビールの特徴とは?

こんにちは。とっしゅです。

今回は世界でよく売れているビールについて書いていきたいとおもいます。

日本ではビールといえば、アサヒ、サッポロ、サントリー、キリンなどが思い浮かびます。

日本のビール業界のシェアはこれらの企業の製品がほとんどを占めており、寡占状態にあります。

主流となっている製品の方向性は、あっさりとした爽快なのどごしを追求している物が主流です。

では、世界的に見た場合はどんなビールが良く売れているのでしょうか?

世界でよく売れているビールブランドベスト5

1位:雪花(Xuehua)

中国全土においてナンバーワンシェアを誇るビール。

輸出はほとんど行われていないために、ほぼ中国内だけで消費されていますが、売り上げ量は世界最大です。

北京の華潤雪花ビールが生産・販売しており、現在は香港の華潤創業と外国の合弁会社によって生産されています。

2位:青島(Tsingtao)

中国の山東省に居を置くメーカーが製造するビール。

世界50か国で販売が行われており、日本でもよく売られているので、目にしたことがある人も多いはず。

3位:バド・ライト(Bud Light)

バドワイザーの派生型で、より味が軽く、なおかつ低カロリーになるように作られています。

本家と対照的な青いラベルが目印です。

4位:バドワイザー(Budweiser)

1876年にアメリカのセントルイスで創業した「キング・オブ・ビール」。

赤と白のラベルが印象的で、ほぼ必ず目にしたことがあるデザインです。

5位:スコール(Skol)

ブラジルのインベブ社が、デンマークのカールスバーグ社からライセンスを受けて生産しているビール。

世界ビール消費量第3位のブラジルにおけるトップブランドです。

これらのビールを作るほとんどの企業は、ベルギーを発祥とする超大手企業のアンハイザー・ブッシュ・インベブの傘下にあり、世界のビールシェアも少数の企業による寡占状態にあると言えます。

世界で売れているビールの共通傾向

世界でシェアのほぼすべてを占めているこれらのビールは、いずれも非常にあっさりとしており、アルコールも低めの極めてライトな物ばかりです。

こうしたビールが良く売れているのは、おいしいというよりも、ライトな分だけ麦芽の使用量が少ないために安く大量生産できること、そして軽く飲めるので大量消費されやすいことが大きな理由です。

(人口が多い国で展開しているということもありますが)

シェアの大半を占めているのは数あるうちの一種類

実はビールの種類はおおよそに分けるだけで100以上あり、ワインや日本酒に比べると自由度と多様性が極めて高いお酒です。

金色で炭酸が強く、さっぱりしているビールというのは、実際にはその中での1種類にすぎません。

現代の主流を占めているスタイルのビールが生まれたのは19世紀の半ばで、そこから派生したライトビールはもっと最近になってからの産物です。

非常にライトというのも個性があって良いのですが、あまりにそればかりではビールの売りである多様性が損なわれてしまいます。

日本でなじみがある、あの金色で真っ白い泡のビールはピルスナーという種類なのですが、どこの企業もこればかり作っているため、日本ではこれがビールなのだという思い込みが定着しています。

最近ではこうした風潮に対抗し、ヨーロッパやアメリカでは中小のマイクロブルワリーが作るビールを見直す動きが出ています。

日本でも1994年の法律改正以降に数多くのブルワリーが登場し、着実な成長を遂げています。

軽く飲めるあっさりとした大手のビールも良いのですが、製品のバリエーションや個性の強さは零細なクラフトブルワリーの方が圧倒的に高いので、ビールを楽しみたいときはそちらに目を向ける方が良いかもしれません。